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Eye Disease
眼瞼痙攣・顔面痙攣
眼瞼痙攣
疾患
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは、目の周りの筋肉が痙攣(けいれん)して、目が開け にくくなり、まばたきがうまくできなくなる病気です。
脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすことによって生じると考えられています。
発症の原因としては、過度のストレス、睡眠薬や抗不安薬などの薬剤、化学物質などのシックハウス症候群などが考えられます。

症状
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の初期症状としては、まぶたの不快感、まぶしく感じる、まばたきが多くなる、などのドライアイと似た症状が出ます。その為、ドライアイで治療をされている方に、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)がまぎれていたり、併発していることもあります。
症状が進行すると、目をうまく開けていられないため、人や物にぶつかるなど、生活に支障が出るようになります。さらに進行すると自分の意思ではまぶたをあけることができなくなり、視力には問題ないのに機能的に失明をしたような状態になります。 症状の進行は早くありませんが、何もしないでいて、自然に症状が軽くなることはほとんどありません。精神的な緊張の影響を受けることも多く、普段は重い症状があるのに、診察室では症状が出ないという例も見られます。 また、症状は通常両目に起こりますが、左右差があることも少なくありません。
治療
痙攣(けいれん)治療にはボツリヌス療法と薬物内服療法、そして手術の3つに分かれます。
生命にかかわる病気ではありませんが、医師とよく相談した上で、自分の日常生活に見合った治療法を選択することが大切です。
ボツリヌス療法